2012年5月22日 (火)

利き酒大會

Bigband 週末に神田和泉屋學園同窓會の総會があり、最初にABCビッグ・バンドの演奏。久方振りのジャズの音色を堪能。
 その後、懇親會前に10年振りくらいの出席故、きき酒大會に挑戰した。好き嫌ひの順番を7位まで附け、場所を移動し同じ清酒が違ふ順序で並んでゐるものも、同じく7位まで順位附け。3種位なら違ひもわからうものの、7種では迷ふので第一印象だけでさっさと濟ませた。

 さうしたら、見事7位に入賞。日頃ワインばかりしか飲んで居ないのに、日本酒も理解してゐたらしい。最近、卒業したばかりのアル高校40數期の中でアル高校8期として、華を添へられた。


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2012年5月21日 (月)

天體ショウ

Nisshoku 今朝の7時半頃、東京でも雲の隙間から金環日食が觀えた。専用眼鏡を買つてをいたので、自宅のベランダから觀察。右上から徐々に月に隠れ出す様子も面白い。三日月のやうになり、つひに金冠となる。
 但し、高校に入りラグビー部のマネージャーを始めた長女は見ても、特に興味を示さず。青春真ッ直中だと目に入らないのか。テレビ番組のはしゃぎ用は騒々しいが、隣近所からも見えた、見えたと聲が響くのには笑つた。


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2012年5月18日 (金)

in the garden

 柴田悦子畫廊で平野俊一展を觀た。冩眞で切り取つたやうに、手前に焦點が合ひ、奧はぼやけた感じで、奧行と廣がりのある日本畫ばかり。今回は庭を主題に、花の咲き乱れる庭や櫻が中心でとても温かみがある。巨大なパネルから小さな額繪迄、それぞれに宇宙が在り、存在感が違ふのが面白い。

 先日の森田晴樹さんのやうな一線に命を懸け、背景のぼかしに幾重も重ねるやうな描き方と全く違ふのが面白い。

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2012年5月17日 (木)

加藤清正

 文樂五月公演の第一部は《八陣守護城(ハチジンシュゴノホンジョウ)》と云ふ清正公(加藤清正)を主人公にした時代もの。戀あり、毒殺あり、忠義あり、親子の情があり、名劍七星丸だとか小道具も利き、回り舞臺で御座船が船首を向けたり、城を去りゆく人々が左右に列を成して行く度に白壁が引っ込み、最後に天守まで見える演出も派手で見應へがあつた。

 清介の冴えた太棹と清公の琴がよく合ひ優雅な御座船の雰圍氣が出てをり、英大夫がとても聽き取り易くなつて成長の具合が知れる。但し、〈正清本城の段〉では、咲大夫のもごもごした語りで熟睡。大事な雛絹姫の自害の場を見損ねた。

 そして《契情倭荘子(ケイセイヤマトゾウシ)》は心中した二人が蝶となつて舞ふもの。いつも浮いて見える人形の良さを生かし、日本舞踊よりも可憐で素敵であつた。特に〈二人三番叟〉で組む幸助と一輔の息が合ひ、よい組み合はせ。

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2012年5月16日 (水)

東京ドイツワイン協會

MazutakiTamago この頃ドイツワインの集まりばかりお誘ひを受ける。まあ、聯合會の事務局長だから仕方ないが、京橋ワインさんの試飲會は最近の造り手の傾向もわかり、興味深かった。そして、東京ドイツワイン協會の総會が築地の新三浦であつた。

 ロイヤル・コペンハーゲンやジノリの器に和食が載せられて出て來るモダンな盛り附け。また、水炊きは最初にスープだけが出て、その後一人用の鍋で供されるのにも吃驚。これにはファルツのクニプサー醸造所の造る2005年産ディムシュタイナー・マンデルプファット・ヒンメルセレヒ・シュペートレーゼ・トロッケン(グローセス・ゲヴェクス)が
よく合つた。適度な熟成具合が柔らかく煮込まれた鶏肉と抜群の相性であつた。そして、厚燒玉子にはラインガウのハンス・ラング醸造所の2011年産の若いリースリング・カビネットが爽やかで仄かな甘味が玉子によく合ふのだ。かうして、選び抜かれたワインだと和食にもよく合ふことが實証された感。堪能させていただいた。


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2012年5月15日 (火)

ワイン東京2012

 東京流通センターで WINE TOKYO 2012 があつた。日本ドイツワイン協会連合会も後援してゐるので、招待状を頂き訪れたが、入り口で國際企劃のテイスティンググラスを300圓で購入し、それに注いで貰ふ仕組み。勿論、このグラスは持ち歸へることができる。併し乍ら、人が多くてなかなかワインを注いで貰へない。

 立ち止まる度に取引先やFBで知り合つた人に挨拶を交はして、たっぷり試飲。先日、リオハの古酒をすき燒に合はせてくれたワイナリー和泉屋さんの所ではご自慢の西班牙ワインの數々を堪能し、日本のワインコーナーでは、各社の技術向上に感心し、ドイツワインは唯一ラシーヌさんだけ、モーゼルのクレメンス・ブッシュ醸造所の9アイテムを並べ、灰色シーファーと赤シーファーと土壌の違ひが樂しめた。それにしても、ドイツワインが其処しかないと云ふのが悲しい。

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2012年5月14日 (月)

あなたに見せたい

 江戸表具若手研究會の研鑽を發表する「表装展」を八重洲田中畫廊へ觀に行つた。美しい裂地の合はせや、溜息が出るやうな凄い技から、あれっ何で此処に皺が寄つてゐるのかと、妙に人間臭い技術の差も理解できた。

 そして新橋の店まで歩いて歸へる途中、ふと交差點で「あなたに見せたい繪があります。」と云ふ文字が目に飛び込み、そんなら見てやらうぢゃないかと、いそいそと曲がりブリヂストン美術館開館60周年記念展を觀ることと相成つた。
 此処は1952年にブリヂストンの創業者石橋正二郎が、自分の蒐集品を公開する爲に開設され、自分の死後もきちんと續くやうに財團を作り、そちらへ美術品を寄贈して作られたもの。かう云ふお金持ちは立派であり、金の使ひ道をよく知つてゐる。

 全106點の作品を「自畫像」「肖像畫」「海」などの主題に分けて展示。60年かけて正二郎が集めた銘品の數々じっくり觀て廻るのに丁度いい。教科書に出て來るやうな畫家、マネ、セザンヌ、ルノワール、ドガのやうな印象派だけではなく、日本人畫家の油繪も多い。岸田劉生、安井曾太郎、藤田嗣治、青木繁《海の幸》や4幅の雪舟 《四季山水圖》もあつて吃驚。椅子も多く、ゆっくり鑑賞する人、ふらりと寄つたサラリーマン、おばちゃん軍團等、客層も廣く、一度は訪れたい美術館。こんな近くに穴場であつた。

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2012年5月11日 (金)

憩ひの場

 銀座は未だに一寸した所に路地が殘り、面白い表情を見せてくれる。入口さへ判らない店も澤山あるものだ。「枝香庵」もそんな畫廊のひとつ。屋上庭園のやうな開放感が素敵な、まるでオアシス(憩ひの場)を提供してくれる。昇降機で最上階へ上がり、細い階段脇から展示は始まり、狭い乍ら吹き抜けの一室と屋上へ續く階段壁も展示場となつてゐる。

 アートソムリエの山本冬彦さんと訪ねた時はまだ準備中であつた中村 眞彌子さんの「となりあわせの日常」展を連休前に觀た。雨ではあつたが、珈琲をご馳走になり乍ら、作家さんの説明を聞き、雑談。過去の作品も紹介下さつたが、今回の明るい繪がいい。自分で木枠の角を削り、キャンバスを貼って描く作品は、幼稚園兒のお繪描きのやうな純粋な樂しさに溢れてゐた。生憎、自分が氣に入つたものは既に賣却濟の印があり、購入に至らなかつたものの、今後の活躍にも期待したい。

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2012年5月10日 (木)

光の王國

9784863240407Aoitaban 印象派は相變はらず日本人に人氣だが、フェルメールとて例外ではない。たまたま、ドレスデン、巴里とフェルメールを觀たお陰で矢鱈氣になり、銀座で開かれてゐる「フェルメール光の王國展」へ行つた。最新技術で撮影された原寸大の精密印刷畫全37作品が一堂に會しじっくりと見られる。勿論、本物に優るものわけではないが、近くで詳細に觀察できるが面白い。また、携帶で撮り放題なのも笑へる。

 この展示は福岡伸一さんの制作であり、その後本も讀んだ。これは全日空の機内誌「翼の王國」に連載したものに加筆訂正したと云ふ。30數作品しかないので、世界中回って全作品制覇して感じたことを平易に書いてゐる。福岡さんはフェルメールが描く「光の粒」に注目し、當時最新の冩眞技術(針穴を空けた黒函に投影)や生物學者レーウェンフックの顕微鏡を使用したのではないかと推測する。他にもフェルメール本をどっさり買ひ込んで一氣に讀んだが、科學者の新しい視點と云ふ意味でも一番面白かつた。

 來月から伯林國立美術館マウリッツハイスとフェルメールが續々と來日する。

http://books.rakuten.co.jp/rb/フェルメール光の王国-福岡伸一-9784863240407/item/11305518/


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2012年5月 9日 (水)

ドイツワインの日

 4月28日が「ドイツワインの日」に制定された。日本でのドイツワインの普及に尽くした古賀 守先生を偲んで、お弟子さんたちが内々で開いてゐたものを、大々的に全國的にドイツワインを飲まうと云ふ日として制定された由。當日は在日獨逸大使館から参事官がご挨拶にいらっしゃるなど賑やかな祝賀會ではあつたものの、實行委員に名を連ねてゐたが會議に欠席すると、議事録もなく、何ら情報は知らされず、丸切り状況が把握できず、單にお手傳ひだけとなつた。
 來年からはGW(ゴールデン・ウィーク)はジャーマン・ワインとして賣り出して行く方がよささうだ。

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