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2006年2月 6日 (月)

アバドのDVD 《トリスタン》第2幕 その1

 日曜日の晝下がり、家族が出拂つてゐたので、久し振りに音樂DVDを觀ました。昨年末に發賣された2004年8月、瑞西、ルツェルン音樂祭での演奏會形式によるワーグナーの樂劇《トリスタンとイゾルデ》第2幕です。
 指揮はクラウディオ・アバド、ルツェルン祝祭管絃樂團。この音樂祭は1938年から始まり、戰後始めてメニューイン(Vln.)に招かれて、フルトヴェングラーが指揮をしたものがSP盤になつてゐます。ベートーヴェンの提琴(ヴァイオリン)協奏曲(HMV DB6574/79S)、ブラームスの提琴協奏曲(HMV DBS9444/48)の孰れも、慶びに溢れた、譽れ高い名盤として知られてゐます。基本的にオケは寄せ集めなのですが、今回は、アバドが育てて來たマーラー室内管絃樂團を母體として、共感する著名人が集まったもので、年を取ったザビーネ・マイヤー(Cl.)や、元伯林フィルのヴォルフラム・クリスト(Vla.)の禿頭だとか、現伯林フィルのアルブレヒト・マイヤー(Ob.)の揉上(モミアゲ)だとか知ってる顔が見え、解説を讀むと、吉野直子(Hp.)の名も有ります。

 ワーグナーの樂劇は4時間級がざらで、なかなか舞臺に掛かりません。演奏會形式にすると、歌劇場の必要もなく、大掛かりな舞臺装置が要らず、主役の歌手數名を呼ぶだけでも成り立つ爲、《ワルキューレ》第1幕と並んで、この《トリスタン》第2幕は比較的よく取り上げられます。83年にN響がワーグナー没後100周年記念でやったものを當時テレビで見た記憶がありますが、この時はごく普通にオケの前に歌手が並んで歌つてゐました。併し、今回のルツェルン版では、オケの後ろに雛壇が仮設され、歌手の聲が上から重なり、演技と云ふ程でもないにしても、少しは動くので、自然な感じでよかったです。そして、オケ後ろ、二階席から上のパイプオルガンの邊りが全面、蒼い照明で照らされ、夜の帳が降りて行くのでした。

續きはまた明日!



ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》第2幕


DVD

ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》第2幕


販売元:ジェネオン エンタテインメント

発売日:2005/12/22

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