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2006年3月27日 (月)

ロッシ

Rossi1 現在の自動二輪車競走(バイクレース)世界選手権(Grand Prix)最高峰MotoGP級の王者ヴァレンティーノ・ロッシは抜きに出てゐます。昨日行はれた開幕戰、西班牙(スペイン)大會では接触轉倒しても、諦めることなく最後まで走り抜き、粘り強さを見せ附けてくれました。
 過去の成績を見ると、1997(平成7)年に世界選手権GP125級年間綜合優勝(チャムピオン)を決めてから、99(平成11)年には世界選手権GP250級年間綜合優勝、2001(平成13)年には世界選手権GP500級年間綜合優勝を飾り、翌年規定が變はりMotoGP級になつてから、02(平成14)年から昨年まで4年連續して年間綜合優勝を決めてゐます。3級別に制覇は史上2人目で、然も最年少でした、昨年は11勝もしてミック・ドゥーハンの記録に並びました。

Rossi2 昨年の茂木で控え室からの出待ちをしましたが、電子寫眞機の速度が合はず、顔なしになつてしまひました。
 彼の素晴らしさは、卓越した二輪車制御だけでなく、緻密な競走(レース)運び、派手な衣裳や目立つ行動等、伊太利の空を感じさせる明るい性格のなせる技でせう。命を懸けた競走であるにも拘はらず、樂しく仕方がないと云ふ風情、無邪氣な行動が見る者を捉へ、親しみを感じさせます。10代の頃は女の子かと見間違へるやうな長髪を束ねて走り、20代前半は坊主頭、最近はまた伸ばして癖毛がクルクルしてゐます。

 阿部典文の彈丸發進に肖(あやか)り「ロッシフミ」と云ふ記號(キャラクター)を自ら考案して貼り、精確な走りをすることから「ドクトール」の記號を附けたり、幸運の色彩「黄色」に拘り、ヘルメットの色彩にも細かく注意してゐます。競走で勝つと前輪を固定して後輪だけを空轉させて、その場に白煙を上げる「バーンアウト」も、ロッシにだけ許される行爲です。それは、タイヤがボロボロになり、然もタイヤの情報が漏れる爲、タイヤ生産社は嫌がりますが、ロッシにだけは苦言も云ひません。

Rossi1 ヴァレンティーノの父、グラティアーノもライダーで知られ、1979(昭和54)年に世界選手権で優勝した際に附けてゐた背番號「46」を手放さず、驗を擔ぐのか二輪車の前へ來ると必ず立つたままお辞儀をするやうに足を伸ばしたまま前屈し、それから跪いて右側の足掛(ステップ)を握つて祈る姿が目撃されます。まるで儀式のやうに跨る前に繰り返されます。イチロウ選手が打者として立つた時に必ず袖を少し捲るやうなものでせうか。

 常に注目され、話題を振りまく王者ロッシには、一人の親友が常に附き添つて共に連戰して回るのも珍しいことです。この幼馴染みには、隠さずに内面をさらけ出し、一緒に莫迦もし、精神面で支へて貰つてゐるのでせう。

 今週は個性的なライダーに就いて書いて行きませう。


DVD

バレンティーノ・ロッシ&ヤマハ 最高峰への挑戦と栄光 MotoGP2005 & YAMAHA 50years Special


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