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2006年5月17日 (水)

スウィングガールズ

 米澤と思しき、片田舎の女子高生たちが、突然バンドを組む羽目になり、嫌々だつたものが、何時しか本物になり、吹き替へなしで俳優自ら演奏した《スウィングガールズ》(2004年)も笑へる映畫でした。

 矢口史靖監督は前前作《ウォーターボーイズ》(2002年)のヒットから、連續してテレビ・シリーズまで生まれたのですから、どれだけ大きな影響を與へたのか計り知れません。特に、高校生の夏休みが好きなやうです。それも底抜けに明るく、見終はつて清々しさの殘る青春映畫を撮るのが得意なのですね。竹中直人、渡辺えり子、谷啓等の脇役も素晴らしく、後味の良い作品です。

〈A列車で行かう〉〈ムーラント・セレナーデ〉のやうなスタンダードナンバーがこれまた素敵。最後の演奏會場面は聞き惚れます。ユアン・マクレガー主演により、炭坑勞働者たちが誇りを掛けて挑む全英ブラスバンド大會を描いた《ブラス!》(1996年)も素敵でしたが、矢口監督作品は俳優さんが特訓を受けて、曲がりなりにもちゃんと吹いてゐるのが、凄いです。ブラスバンド經驗者としては、裏拍のジャズのリズムの違ひだとか、基本を教へて貰ふやうで、いちいちフムフムと頷く如くに、よく勉強して撮影してゐました。餘りの樂しさに撮影後、矢口監督は有ると・サックスを習ひに行くやうになつたと云ひます。誰でも熱中させる音樂は素敵だと思ひます。



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