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2006年7月28日 (金)

1936年8月17日の夕食

 水曜日に再現した1936年8月17日の夕食は
Menu2クリーム・スープ ハミルトン風
舌平目のグリル パセリ・バター添へ
鹿背肉のロースト ボーヴァル風
馬鈴薯、シャムピニヨン、クリームソース
チーズの盛り合はせ

でした。但し、この「ハミルトン風」はどんな料理辭典を見ても、フリードリヒスハーフェンのツェッペリン博物館に問ひ合はせても判りませんでした。通常、土地の名前か人の名前ですが、蘇格蘭(スコットランド)の同名町に名産品はなく、亞米利加のアレクサンダー・ハミルトンに關する料理は傳はつてゐません。「ハミルトン風」は再現できませんので、これから秋に向けて獨逸で食される旬の杏子茸を使つたクリーム・スープをお出しします。また、鹿肉料理の「ボーヴァル風」も判らず、佛蘭西語直譯の「美しい谷」で獲れた鹿肉だらうと解釈しました。料理名にはその店獨自の名稱があるもので、これが料理再現に一番苦勞するところです。

Zyaki2 それに1929年「ツェッペリン伯號」來航時に東京府内の鯛焼屋がこぞって「ツェッペリン焼き」を焼いたと云はれる焼き型を入手したのでそれを使ひ、私共は洋食屋なので小豆餡の代はりにカスタードを入れて、46本用意しました。一度に3本、同じ數位の失敗もありましたので、うちのコックは腱鞘炎になるかと思ふ程朝からずっと焼き續けやっと開宴前に完了した次第。かう云ふものは職人が焼くもので、ワッフル程度の洋食のコックには難しかったやうです。
 この焼き型も前後に丸い部分が附くいてゐるので、何か枠があつたと思はれます。鯛焼きのやうに取手と、固定する枠か火の上で嵌める丸い窪みがあつのではないかと思ひます。

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