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2006年8月24日 (木)

ケバブ

 獨逸のお手頃な立ち喰ひと云へば、ブラート・ヴルスト(焼き腸詰め)でせう。300圓程度でたっぷりゼンフ(芥子)を載せ、パンも附くので小腹の空いた時に最適です。伯林ではクリー・ヴルスト・ミット・ポメスが名物です。焼き腸詰めをぶつ切りにして、ケチャップを掛けカレー粉(ターメリック)を振り、ポテト・フライを添へたものです。カレーと發音すると、絶對に通じません!クリーと言ふと理解して貰へます。750圓位でせうか。日本の立ち喰ひ蕎麦の笊(ざる)蕎麦がブラート・ヴルストだとすれば、クリー・ヴルストは天麩羅蕎麦と云ふ感じで一寸豪華です。

Kebab そして忘れてはならないのが、土耳古人の經營するイムビス(立ち喰ひ屋)の主力商品「ケバブ」でせう。こちらは薄切りにした羊肉を重ねて串刺しにし天火で焙つて焼けた表面を削り、土耳古のパンに刻んだ野菜(キャベツとか紫玉葱)と共に挟み、塩味のヨーグルトかチーズのソースを掛けて頬張ります。これも300圓位で、野菜も入つて釣り合ひの取れた榮養食品です。
 昔の西伯林のクロイツベルク地區は土耳古人街として有名で、「ケバブ」の名店もありました。その近くへ行くだけで、コーランが流れ、イスタンブールのやうな感じです。そこで、ケバブを頬張つてゐたら、いきなり土耳古人の男の子に土耳古語で話し掛けられで唖然としました。確かに髭の濃い方々が多いにしても、私は日本人ですから、「獨逸語なら解るけど、土耳古語は解らない」と言ふと、相手も吃驚し乍ら獨逸語で道を訊き直して來たのです。そんなに土耳古人に見えますかねえ。

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