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2006年10月31日 (火)

トリュフ市

Dh000123 アルバの町では毎年、10月の日曜日トリュフ市が開かれてゐます。天幕(テント)入り口前には、著名人のにこやかな顔が並んでゐました。右からソフィア・ローレン、ドナルド・デパルデュ、アラン・ドロン等、大きな白トリュフの塊を手にして皆滿足げな顔です。かう云ふ粋な計らひは好きです。もしも、日本で松茸市場が開かれて、松茸を手にしてニッコリ笑ふ世界的著名人たちの顔が見られたら最高でせう。尤も、松茸を手にした女優さんがにっこりすると變に勘ぐられるといけませんから、駄目な企畫ですね。

Dh000126 中に入るには1ユーロの入場料が必要です。グラス附きですと確か5ユーロでしたが、各出店でワインの試飲ができます。奥まった所は簡易食堂となり、トリュフ入りパスタが様々な地元ワインと共に食べられる仕組みです。そこを通り過ぎた邊りからトリュフ屋さんが軒を並べてゐます。コの字の外側に業者が、通路を挟んだ内側にはトリュフを採つて來た人が直接出店してゐる模様です。1個30ユーロ程度から、最高2000ユーロまで様々です。硝子箱に入り、警備員の居る所は別ですが、交渉を始めると蓋を取り、薫りを嗅がせてくれ、グラム數を量り、値段が決まるやうです。生トリュフは旅行者には不必要ですから、我々は見るだけですが、今晩のおかずとしようとする人、或ひは持つて歸へる人々の目は真劍です。

Dh000128 アルバの町は交通規制されて殆どお祭り状態ですから、飲食店しか開いてゐません。ふと廣場で記念碑を發見。見事に白トリュフの薄切りと鉋が表現されてゐました。皆これを見て微笑むこと。意匠の國なのですね。

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