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2006年11月 2日 (木)

トリュフ工場

Dh000291 トリュフ工場と云つても、栽培工場ではありません。白トリュフの人口栽培はまだ實現してゐないので高いのです。此処では白トリュフ入りのパスタ、オリーヴ油、バター、パテ等加工食品を作る工場です。ミラノのマルペンサ空港免税店にもこの19番の細打ち麺は買ふこともできます。トリノやミラノの高級食材屋でも、この「タルトゥーフランゲ(Tartuflanghe)」の箱をよく見掛けました。前回來た時に感動したので、一昨年の「トスカーナ紀行」の際には我々だけで免税店の棚の商品を買ひ占めてしまひ、今回はじっくり試食(有料)もお願ひして、味はひ乍らの買ひ物です。此処で10ユーロのパスタが、免税店では14ユーロ、街中では19ユーロ程度です。トリュフ入りのチョコレートや瓶詰めデザート(トリュフなし)等もあり、工場直賣店ですので、加工前の生の白トリュフを買ひに訪れる人も結構居りました。我々のバスの運轉手も此処で白トリュフを一欠片買ひ、家に戻ると奥さんとふたりでパスタに掛けてトリュフ三昧を樂しむことができた、と感謝されてしまひました。トリノ市内では高くて買へないし、アルバの市場は何処の誰だかわからないのが相手なので薫りさへすれば高く賣れるものの、切つてみると酷い代物を掴まされることもあるとか。信用のおける所で買ふのが一番ださうです。

 晝食後なので、素晴らしい薫りに囲まれて、美味しいものの腹は膨れてゐるので澤山口に出來ません。話しをしてゐるうちにおかみさんが實は先月日本へ行つたのよ、なんて話しをするので何処へと訊いたら何と茂木のMotoGP日本大會と云ふので吃驚しました。地元出身のロドルフォ・ロルフォの出資者なのださうで、重要人物(VIP)席から觀戰し、パドックで選手と寫眞を撮ったものまで見せてくれました。背番號74番を着てましたので氣附いたとのこと。こちらは筋金入りの大治郎ファンですから、モータースポーツファンが多いのは心強かつたです。王者ヴァレンティーノ・ロッシのお陰でせうか。トリュフ屋でMotoGPの話しに華開くとは豫想もしませんでした。

 日本で食材も澤山買つたけれども、日本語表記ばかりで中身が判らないから見てく欲しい。言ひ終はるや否や、奧へ取つて返し、持つて來たのは、とろろ昆布、焼き海苔、梅干し、吟醸酒等日本獨自の食べ物や酒ばかりでした。細かく使ひ方、食べ方を教へてあげ、我々も兩手に持ち切れない程買ひ、お互ひに嬉しい一時でした。

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