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2006年11月 1日 (水)

トリュフ採取

Dh000134 トリュフ工場へ行つた際に、トリュフをどうやつて採るかお見せしませうと事前に云はれてゐました。秘密の道を通り、獨自の場所で採るのが見られるとなれば、行かない手はありません。朝方か夕暮れ時の薄ぼんやりした時間帶に探すさうです。我々の前に現れた御仁は既に仕事は引退し、趣味でトリュフ採りをしてゐるご老人でした。愛犬と共に楢や樫の林を歩き、犬に餌のパン切れをあげるとそれが合圖となつて、探し出します。見事見附けるとパンを一欠片あげます。「此処掘れ!ワンワン」状態です。手早く人が代はり、慎重に掘らないと商品に犬の爪で傷が附いてしまひます。地下30~50糎位のところで寝て待つてゐるのだとか。

Dh000137 ものの5分程度でこれ位のものを見附けました。アルバのトリュフ市で30~50ユーロはしてたものです。凄い、凄いと大騒ぎしてゐる間にもうひとつ。えっ、そんなに何処にでも在るものなのかなあ。都合3つも見附けたところで、公開實演(デモンストレーション)は終はりと云はれ、嗚呼、矢張り「やらせ」であつたのかと落胆しました。冷靜に考へてみれば、午後3時に工場の通りを挟んだ道路脇に都合よく在る筈もなく、薄々おかしいなあと思つてゐたのです。秘密の場所を教へる筈がありません。前日に仕込んだものを探すが如く、老人が犬に此処掘れと云ふ場面もあり、3つ目がすぐに見附からず、誰かに採られてゐないか随分心配した様子でした。それでも、工場の方の配慮でかうして採る様子が見られたのは良しとしませう。

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