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2006年12月21日 (木)

ベンフィールド・デラマー

 昨年訪れた新西蘭(ニュージーランド)のワインも忘れられません。ピノ・ノワールの産地として有名になつたマルティンボロウへは、首都ウェリントンから車で峠を越えて行きますが、大企業のお偉ひさんは首都からヘリコプターで一ッ飛びして、醸造所併設レストランで食事をするのださうです。

 2003 Benfield & Delamar Melot, Cabernet Sauvignon & Cabernet Franc
 ベンフィールド・デラマー メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・フラン
 9,450圓

 朋友楠田浩之がピノ・ノワールやシラーの世話をする近くにベンおじさんは頑固一徹カベルネやメルローを造つてゐます。町中がピノ・ノワールの産地だと言つても、此の土地はボルドー系のカベルネやメルローに合ふものだと譲りません。葡萄の出來が良くなるからと、作業効率を度外視し、ワイヤーの位置を10糎程下げてでも良いモノを造らうと云ふ姿勢は見上げたものです。事實、そこで生まれるワインの素晴らしいこと。コルクひとつを取つてみても、全て1個づつ品質を確認し、瓶に一打するにも入魂の作業です。

 お客には至つて氣さくに接して、氣に入つたなら買つてくれと云ふだけで、こちらから尋ねないと畑や葡萄の出來等細かい話は一切しません。複雑な香りと味はひは、ボルドー好きにはたまらないことでせう。

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