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2006年12月14日 (木)

何でも競賣で

 レコードなら割れてしまへばお終ひで諦めもつきますが、大きなものを競賣で探さうとなると難しいものです。どんなに蓄音機が好きでも、こればかりは實際に見て、触つて感触を掴まねば判りません。飾るものではなくて、道具として使ふのですから、何かしらの癖があつたり、状態を見ないことには判斷できません。安いと思つて入手したら、粗惡な複製品であつたこともあります。
 時折、亞米利加や獨逸の競賣サイトに目玉とも云ふべき商品が出品されますが、蓋を開けてみたらモーターがなかつたり、梱包が下手で角が潰れて届いたり、色々と問題が多いものです。と知り乍らも、つひ見てしまふのも蒐集家の性でせうか。

 eBayと云ふ競賣サイトは世界中に在るのやうですが、本家亞米利加「eBay」が一番多くの商品を扱つてゐるやうです。誰でも入札できる譯ではなく、最初に登録(無料)をしないといけません。落札すると自分のネット上の名前の横に印が附き、最初は取引が少ないので「色眼鏡」ですが、幾つか取引してゐると信用されて☆になります。星にも色々あり、黄色、紺色、水色、紫色、赤色と等級も取引數に應じて上がります。私は100回を越えた程度なのでたいしたことありませんが、中には何千回と云ふ強者もをりますが、殆どの場合出品業者のやうです。

 フルトヴェングラー指揮、伯林フィルの1926(昭和元)年録音の《運命》は現在3組手元にあります。1組は日本の蒐集家から高額で譲つて頂いたグラモフォン盤、そして、eBayで格安で手に入れたのがポリドール盤とブランズウィック盤です。初めて1組手にした時に、最終面の第9面に一箇所出ッ張ッてゐる所を發見して、がっかりしたのですが、他の盤も全く同じでした。それ故、これはプレス側の問題だと判りました。同じ録音の商品でも全然値段が違ふのが面白いですよ。

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