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2006年12月13日 (水)

亞米利加の競賣

 日本でSP盤を手に入れる時はお店へ足を運び、モノを自分の目で確かめて購入できますが、インターネットの競賣(オークション)となると、おざなりの寫眞と説明文だけで判斷せねばなりません。寫眞すらないことも多いので、出品者が下した商品の評價を參考にします。大抵、四段階に評價されてゐます。

Mint: 針の跡すらないやうな新品同様。
Excellent: 薄い傷があつたとしても、演奏に支障なし。
Very Good: 少し傷はあるものの、演奏可能。
Good: 取り敢へず演奏できる程度。

 勿論、只聞きまくるやうな品を手に入れる爲に買ふ譯ではないので、状態のよいものを探します。各段階にも+や-の印が附くので、最低落札價格との兼ね合ひで考へる譯ですね。併し、滅多に出て來ないやうな珍品ですと、多少盤の状態が惡くても仕方ありません。これには入札します。

 「Nauck's Vintage Records」の競賣ですと、年に數回、厚さ1糎にならうかと云ふ分厚い型録が送られて來て、エヂソンの縱振動盤から、19世紀末のベルリナーの5吋盤、亞米利加盤と海外盤のクラシック、演説、ジャズにカントリー、ブルースと分野別にも大量にあり、文字が細かくお目當てを探すのも苦勞します。但し、此処の良心的なところは、他に入札した人が居なければ、最低落札價格にしてくれますし、また、2位の人と差が多ければ2位の人の價格に10%増しだけでOKとしてくれます。通常は自分が入札した價格となりますから、100弗附けたものが55弗で手に入ることもあります。

 1939(昭和14)年から續く老舗の競賣「Liberty Music」でも、薄い型録が送られて來て入札できます。こちらは割と管絃樂が多いのですが、最低入札價格が高めの設定故、なかなか氣輕には値段が附けられません。

 これらの競賣は日時が定めてあるので、それまでに自分の附けられる最高入札額を書いて送ると、後日落札されたものが知らされます。それ故、會場や實況放送を見乍らの醍醐味はありませんが、つひ熱が入つて必要以上のものを入札したり、競り合つてしまひ思ひの他高額で落札する心配がありません。

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