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2007年1月23日 (火)

IH

 家庭の一切合切を全部電氣で賄はうと云ふ「オール電化」が推進されてゐます。火を使はないので安心、經濟的、然も二酸化炭素を排出しないので綺麗で、掃除も簡單と喧傳され、薔薇色の謳ひ文句が續きます。

 そこに登場する「電磁調理器(IHクッキングヒーター)」のIHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)のことで、電磁波の働きにより、鍋自體を發熱させて調理するものです。ですから、鐵鍋、琺瑯鍋、ステンレス鍋は使へますが、丸底の中華鍋、土鍋やアルミ鍋は使へません。電磁波は太陽光を浴びるのと同じやうに温かく感じる熱効果と、ビリビリするやうな刺激効果があり、電子レンジはその熱効果の高い高周波を利用し、電磁調理器は刺激効果の強い低周波を利用してゐます。この家電製品から微量に漏れ出る電磁波が人體に支障を來してゐます。

 電磁調理器の場合、上面は剥き出し故、非常に高い値の電磁波が出てゐます。離れてゐれば問題はありませんが、調理臺から一米も離れてゐたのでは料理どころではありません。かなりの覺悟が必要です。電磁調理器の全面ですら電磁波は漏れてゐますから、丁度子供の頭の高さ、或ひは妊婦さんのお腹の位置に當たり、危險極まりないのです。パソコンの畫面から出る電磁波ですら法的な規制はなく、業界の自主規制により決まり、心配なら電磁波遮斷エプロンをせよと云ふだけです。血液製剤やハンセン氏病、それに公害のやうに大きな被害が出るまで、疑はしいものはそのままに數値實証がなされるまで、國は決して對應してくれません。被害を未然に防ぐには正しい知識と活用を身に附けるしかありませんね。

 猿から人に進化したのは、道具と火を使つたからだと習ひました。便利だけを追ひ求めた結果、健康を害し、更に少子化が進んだりしたのでは、笑い話にもなりません。

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