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2007年1月11日 (木)

 昨年、伊太利へ行った際にミラノの高級店通り、モンテ・ナポレオーネの商品窓(ショウ・ウィンドウ)を見てゐたら、氣になるものを發見。葉巻や煙草器具、小刀に紳士小物の店なのですが、小さな樅の木の形をした「櫛(クシ)」でした。長年愛用して來た髭用の櫛の齒も抜けて來た爲、丁度新しいのが欲しいと思つてゐたところでした。店内に入ると、硝子のショウ・ケースにも色々と並んでゐますが、こちらは「口髭専用」が欲しいと云ふと、A3サイズよりも大きな見開きの見本帖を持つて來てくれて、「好きなのをお選び下さい」とのこと。英國製造會社のものは以前使つてよい印象がなかつたので、伊太利製で素材に水牛の角を使つた、外の飾り窓で見たものにすぐに決定です。左右の櫛の齒の幅が異なり、大雑把に調へた後に、再度微調整する感じです。然も、根元の方が櫛の幅が太いので髭の端に行くに從つてボリュームの増す私には好都合です。左利きなので左手に持ち、左側はそのまま、右側は手の向きを逆にしてバック・ハンドにすると丁度よく、使ひ勝手が非常に宜しい。
 見本帖を仕舞ふと、今度は在庫品を並べ、水牛の角の場所により色が灰色から漆黒色まであるので、その中から好きなのをお選び下さいと云ふ贅澤(ぜいたく)。そして吟味の上、真ッ黒ではなく、少し灰色の混ざつたものを購入しました。今では毎朝使ふ必需品です。
Kushi_1

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