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2007年2月 9日 (金)

かき氷

 下品な話しが續きましたが、今日は汚い話しではありません。昨年3月、新嘉坡(シンガポール)を訪ねた際に暑さと湿度にやられ、こてこてに甘い飲物でもすんなり喉を通り、涼を求めて、冷房のある建物に入り乍ら歩いてをりました。ふと見るとかき氷の繪があるので釣られて入り、特に色鮮やかな虹色を註文してみました。色とりどりな南洋の果物シロップが掛かり、複雑に味が絡まりとても美味しい。マンゴ、パイナップル、苺、ライチ…緑色は日本なら差詰め抹茶でせうが、何だらうと思つて口にした途端、強烈な匂ひに頭がクラクラします。保存が惡く腐敗した何かを口にしてしまつたかと思ひ、回りを見渡して、同じものを食べてゐる中國系の女性陣を見附けましたが、彼女達はニコニコしてゐます。それにしてもおかしいと思ひ乍らも、もう一口食べると、矢張りこの緑のシロップがとてつもない匂ひと味はひです。漸くそこで氣附きました。これが「ドリアン」でした。

 イボイボの附いた大きな薄い黄色の果物が露天商にも置いてありましたが、まさかかき氷に掛かつてゐるとは思ひもしません。涼しい店内と緑色の部分だけ殘して溶けつしまつた氷水が何だかみすぼらしかったです。

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