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2007年3月15日 (木)

プレイエルピアノ

 夏まで企畫を次々と立ち上げてしまひ、その準備にも追はれてゐます。ショパンに愛された佛蘭西の老舗「プレイエル」社の洋琴を使つた「サロン演奏及び晩餐會」を5月19日(土)に開きます。
 佛プレイエル社よりプレイエル販賣専門店として認定されてゐます、(株)國立樂器 サロン・ド・ノアンさんの企畫協力・樂器提供により、1903(明治36)年製、プレイエル3型「中國趣味(シノワズリー)」の特注大型三脚洋琴(グランド・ピアノ)をお持ち頂き、演奏者に林川 崇及び松原 聡の兩氏を迎へして、プレイエルやジョルジュ・サンド縁の作曲家の作品を聽くことになりました。古き佳き時代(ベル・エポック)を彷彿とさせるベルランならではの優雅なひとときをお過ごし頂けると嬉しいです。

 プレイエル社は、1807(文化4)年に墺地利の作曲家、イグナース・プレイエルにより創設された洋琴製作會社です。「洋琴とは演奏者の聲としての樂器であり、そして藝術品であるべき」と考へ、その生涯を樂器創りに捧げ、プレイエル社の洋琴は著名な音樂家たちに愛好され、演奏されて來ました。
 特にフレデリック・ショパンはその音色を「銀の鈴を鳴らしたやうな柔らかな音色」と表現し、このプレイエルを愛しました。それ故、當日の料理はショパンの愛人サンド家に傳はる傳統料理を豫定してゐます。
 ノアンに在るサンド家の館にはショパンだけでなく、リストやフローベル等藝術家や文人も出入りしました。このジョルジュ・サンド縁の晩餐も資料集めに取り掛かりました。その土地のワインに就いても調べ出しましたが、揃へられるかやや不安ですが、シャムパーニュ、白ワイン、赤ワイン、甘口ワインを前菜、魚料理、肉料理、デザートに合ふやうに組み合はせます。

演奏豫定曲として
プレイエル: 6つのソナチネより第2,5,6番
ロッシーニ(リスト編曲): 《音樂の夜會》 第1番
ショパン: 《24の前奏曲集》 作品28より
ショパン: 圓舞曲(ワルツ)、波蘭農民舞曲(マズルカ)
ショパン: 夜想曲(ノクターン)第2番、第8番
波蘭民族舞踊曲(ポロネーズ)《英雄》 他
が擧げられてゐます。

 お二人は既に《プレイエル・ピアノを楽しむ夜會》を開催し、好評を博してをり、この「シノワズリー・ピアノ」を熟知した演奏者がどんな風に奏でるか樂しみです。

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