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2007年5月 8日 (火)

キャップ

P1000140 一昔前は「野球帽」と言つてゐたものが、いつの間にか「キャップ」と稱するやうになつてゐます。その昔、東京の子供は巨人軍の野球帽と決まつてゐたのですが、親父が野球に興味がなく、ナイトゲームも見ない家でしたから、私は被りませんでした。併し、母の實家の岐阜縣へ夏休みに行くと、もう近所の子は皆、當り前のやうに蒼い中日の帽子で吃驚したものです。然も、一人麦藁帽で笑はれたものの、決して同じものを被ることもない「東京者」を通しました。

 以前は弟から貰つた紐育ヤンキースの網目(メッシュ)の風通しがよく、日除けに使つてゐましたが、後ろの調整ボタンが壊れてから、今では専らGrand Prixライダー故加藤大治郎のものばかりです。近所へ一寸出る時や子供と公園に行くのに最適です。
 栃木縣茂木で行はれる自動二輪世界選手権(World Grand Prix)日本大會では、決まつて「大治郎シート」から應援してゐるので、青一色に染まるやうに揃ひのTシャツと青い帽子を被ります。1000人近くの人が一箇所で同じ色になると壮觀です。黒地に黄色のものは生前関係者に配つたものを友人のプロスキーヤーから頂き、その傳手(ツテ)で、ご本人が被つてゐた赤地のものを未亡人から譲り受けました。ご本人が特に氣に入つて被つてゐたとのことで、これはもう寶です。只、大ちゃんは頭が小さく、私のやうに横廣で丸い頭には似合はない意匠(デザイン)なので、被つても、今ひとつ似合ひませんから、飾つてゐます。

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