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2007年7月25日 (水)

丸芳露

Maruboro 佐賀の特産お菓子「丸芳露」の北島さんの工場を見學させて貰ひました。此処の社長とは伯林以來の友人です。3年の契約も終はり、改めて獨逸語を學ばうと権威のある學校へ入ることにしたのですが、その初日、ツォー驛から前をゴロゴロと旅行鞄を牽くスーツ姿の人を發見。折しも雨が降り出し、傘を持つてゐないこの人はだいぶ濡れてゐて、ふと荷物を見ると日本語が書かれてゐたので、思ひ切つて「日本人ですか」と聲を掛けたのが最初です。その方向には學校しかないので、一緒に行き、音樂好きだと云ふのでフィルハーモニー(ホール)で遇ったりして一緒にご飯を食べたり意氣投合したものです。荷物の感じから日本から直接來られたのだと勝手に信じてましたが、今回改めて聞いたら、その前ほぼ1年間ミュンヘンで學校に行き音樂三昧の生活をされてゐたのださうです。道理で3年の生活してた自分よりも遥かに獨逸語は上手で上のクラスであつたと今頃納得しました。

 工場に入るにはスリッパに履き替え、白衣を着て、マスクをして帽子を被る完全武装です。それから粘着式の床を歩き、空氣の吹き出る部屋で埃を飛ばし、その後、ローラーで肩にまだ髪の毛がないか、念には念を入れてやっと見せて貰ひました。

 佐賀縣産の小麦粉を數種混ぜて、季節によりばらつきを減らし、新鮮な卵に水飴、蜂蜜等を加えただけの柔らかい原料を型抜きして焼いて行きます。それが、5人の職人さんで1日2萬個も作ると聞いて吃驚しました。此処だけは機械化できないとのこと。安直に食べてゐたお菓子の裏では、そんな苦勞があつたとは露とも知らず、失禮しました。

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