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2007年7月 3日 (火)

新額

Fw 澁谷の宮益坂に老舗の額縁屋が在ります。幼稚園の頃、此処の最上階にあるお繪かき教室に通つてました。何を描いたとか、全然記憶になくて、描けば褒められ、何か忠告して貰ひ描き足したりしたやうな感じでした。その後、中學の頃、選擇授業だか、美術の時間だか、畫材を買ひに行つたら、けんもほろろ、とりつく島もない感じで、邪險に扱はれたのがショックでした。單に判らないので訊いただけなのに、まるで莫迦にした感じで非常に頭に來て以來、足を踏み入れたことは決してありませんでした。ところが先月、前を通り掛かったら、破格の値段で額が賣られてゐたので、すぐ購入。
 それに合ふ寫眞を探して、贔屓の額装屋へ。最初は昨日のワルターを入れるつもりでしたが、どうにも小さ過ぎるので、それでフルトヴェングラーに落ち着きました。白黒寫眞でも灰色ぽいもの、遠景であつたり、黒い背景であつたり、色々です。幾つも置いてみて、やっとこれに決めました。1953年4月14日と裏書きのある、所謂生寫眞です。燕尾服を着てゐるので、本番當日の豫行練習であつたのかも知れません。惜しむらくはやや焦點がぼけてること。いざ、シャッターを切ろうと思つたところで、突然速度が變はり動いちゃったのか。資料を探ると伯林フィルの本番の日。4月12日と同じ演目で、ベートーヴェンの交響曲第8番、リヒャルト・シュトラウスの《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な惡戯》、そしてベートーヴェンの交響曲第7番と云ふプログラム。寫眞から表情は判りません。險しさうな感じですけれども、どんな顔して振つたのでせう。
 

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