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2007年7月11日 (水)

塗り物

Kuro 塗り物の場合は完成した商品に繪を描かせて頂きます。最初は高價な品だけに、ビビッて全然筆が動きません。既に完成したものを自分が汚すやうに思つてしまつた爲、幾何學模様を描かうと考へましたが、筆が滑らず繪になりません。それでも、漆藝作家、箱瀬淳一さんのお手傳ひでなんとか形になりました。毎朝の食事にお目見えして、拙ひ技を見てる内に再度試してみたくなつて、またお願ひをしました。筆を動かし乍ら、ふと雲にしようと思ふと、どんどん描けて來るから不思議です。つひでに波模様も入れて、遊んでます。二度目と云ふこともあつて、焦りなく、樂しめました。

Shu2 下地を塗る際は人毛の刷毛を使うさうですが、細密畫を描くには熊鼠の髭が筆になります。元は船に住んでゐた鼠が良かつたらしいのですが、現在は琵琶湖の畔に住む熊鼠ださうですが、これも捕れないのでこれから先代替品を探さないといけないさうです。かう云ふものは、人口繊維には向かないのですね。粘りがあり、滑らかに筆を動かすのは熟練の技です。

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