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2007年8月13日 (月)

不都合な真實

 11日の土曜日の朝のことです。單車に慣れる爲に家の周りをグルグルするだけでは物足りないので、ガソリンを入れるついで、散歩のつもりでした。未だに自分にとつて不都合な真實は受け入れ難ひものです。

 澁谷から國道246號線を用賀方面に快調に走り、環状七號線を左折して、大森方面に曲がり、目黒道りの陸橋下、碑文谷交差點を引き返し、柿の木坂先に在る窓拭き等をしない土日2圓引きのガソリン・スタンドで137圓で5立(リットル)弱入れて、6時20分。7時前には餘裕で歸宅できると思ひ、駒澤通りのの陸橋を越えてもうすぐ246の看板を過ぎて、後輪に違和感を感じだと思ふや否やお尻を振られ、後ろのタクシーにはクラクションを鳴らされるし、???? 兎に角やっとの思ひで減速して路肩に止めて後輪を見たら、パンクです。

 丁度歩道を掃除をしてた近所のおばさんに公衆電話の場所を聞いて、歩道橋下、バス停前に走って、自宅に連絡入れましたが、興奮してゐるのでうまく傳へられません。取り敢へず、近くのガソリン・スタンドまで押すことにして、またおばさんに尋ねたら、昔はすぐ横の空き地に在つたけれども、今はお統廢合で246を超えた反對車線か、同じ位瀬田方面に行くか、或ひは環七を戻るかしないとないと云ふのです。途方に暮れる間もなく、取り敢へず押してみますが、後輪がパンクしてる爲數米押すだけで、もうにっちもさっち行きません。センタースタンドを掛けるのも、へとへとになるし、滝の汗で前も見えません。朝食を食べずに來たのが悔やまれます。

 再度、公衆電話から自宅にJAFの連絡先を訊いて、引き取りに來て貰ふことにしました。到着まで30~40分掛かると云ふので、かみさんに着替へを持つて來るやうに頼み、自動販賣機で水を買つて飲んでも汗は引きません。バイクを止めたすぐ横、街路樹の裏、マンションの植木の煉瓦に腰掛け、氣持ちを落ち着かせやうとしますが、暑いし、引き續き汗が流れて修理に幾ら掛かるのかとか、頭の中はグルグルしてゐます。7時前にかみさんの車が到着して、長靴を履き替へたところで、路地から車が出て來たのでうちの車を少し後退させて車を出させ、そろそろJAFも到着かと思ひ、ガードレールの街路樹の後ろに引き下がったところに、ボカン、ガリガリと云ふ音と共に、バック右側の追尾燈が全損、その震動で後輪泥除けが曲がり、勢ひでガードレールに倒れた爲、前照燈がへこみ、左側鏡が曲がり、タンクに傷が附きました。

 一瞬の出來事で、當然止まるものだと思つた女性の運轉する輕自動車はそのままブレーキも踏まず、後續車の陰で識別番號も判りません。手を振って合圖をしても、既に遅し。踏んだり蹴ったりとはこのことです。もうその後はすごすごとJAF指定業者のトラックに乘せられて自宅に戻りました。何がなんだか。見通しのよい場所なのに、餘程左に寄つてゐたのでせうか。交通量が多いとは云へ、端に停めたのですが、間に挾まれて骨折しなかつただけでもよかったです。それにしても、當て逃げした奴が恨めしい。

 今朝になつて警察に電話したら、その場で110番で連絡しなさいと叱られました。いよいよ、携帶電話を持たないといけませんね。保險でまかなへるものだとは端から思つてませんでしたし、誰も何も言つてくれなかつたので、泣き寝入りかと思つてました。明日、寫眞を撮って、警察行きます。もう駄目かな。

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コメント

お気の毒さまでした。
怪我がなくてよかったとはいえ、本当に災難でしたね。
バイク本体に車両保険がかかっていれば保険金が下りる可能性もあると思います。契約内容次第ですが、諦めずに保険会社に掛け合ってみてください。

投稿: Tiberius Felix | 2007年8月13日 (月) 23時51分

怪我が無く良かったですね。

ボクも数年前、走行中に紫のクラウンに
バンパーを引っ掛けられ転倒してしまいました。
相手は明らかに判っていたのにナンバーが
見えないように車の陰に割り込んで逃げていき
取り逃がしてしまいした。幸い打撲で済みましたが
ライトケースやバンパー、エキパイに残った傷が
目に入るたびに、今でも悔しさがこみ上げてきます。

こういった場合、警察のやる気の無い態度も
腹立たしいものです。

投稿: guthrie | 2007年8月14日 (火) 11時46分

 生憎、保險は相手方への損害を基本にしてをり、盗難の多いバイク本體は入つてゐませんでした。>Tiberius Felixさん

警察は事故として認定してくれましたが、「當て逃げは立派な犯罪です。すぐに110番通報してください。3日も達つて通報されても、ナンバーも判らないので捜査は期待しないでください。」とのことでした。確かに冷靜に考へればさうなのですが、既にパンクで氣が動轉してましたから、仕方ありません。

師匠でもさう云ふことがあつたんですね。>Guthrieさん
パニアケースが身を挺して、本體を守つてくれたんだと思ひます(涙)。八王子訪問が遠退きます。トホホ

投稿: gramophon | 2007年8月14日 (火) 14時16分

怪我がなくて良かったですね。ということにいたしましょう。

我が家では玄関の車止めポール2本なぎ倒して逃げたことがあります。相手も大破したはず、日産車のヘッドライトが落ちていたくらいです。(笑) 警察は人身事故でもないかぎりやる気がありません。 結局捜査は不調に終わったようです。飲酒運転がばれるとまずいので大急ぎで逃走したのかも知れません。
家財保険で直しましたのでよしとしました。

投稿: smatu | 2007年8月14日 (火) 19時25分

smatuさんにも似たやうなご經驗がおありでしたか。それでも尚、矢張り、口惜しいです。

投稿: gramophon | 2007年8月14日 (火) 20時04分

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