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2007年10月12日 (金)

地震對策

 SP盤の蒐集をしてゐて一番氣になるのが地震です。地震發生から到達までの間に注意放送があるらしいですが、ほんの數秒で何ができるのでせう。精々瓦斯の元栓を停めて机の下に隠れる位でせう。大型蓄音機をまさか壁に螺子で留める譯にはいきません。棚が倒れたら、割れ易いSP盤のことですから、ほぼ壞滅すると思ひます。
運を天に任せる以外に何かいい方法でもあれば知りたいものです。

 さて、大震災が東京を襲った場合、東新橋は避難場所が指定されてをらず、最低3日間は自力で生きろと云はれる地域です。 福井晴敏著 『平成関東大震災』 講談社 を讀むと、小説の形で模擬實驗(シュミレーション)してゐて非常に現實的です。地下鐵、鐵道の類は全面停止、電氣も來ず、水を手に入れて、ひたすら自宅を目指して歩くと云ふもの。助けを呼ぶ人を置き去りにせず助けられるか、コンビニの火事場泥棒に遭遇したらどうするか、餘震で自宅が崩壊したら… 生き延びて暫くしてから、心の危機がやって來るのだと云ひます。生き延びたなら未來はあります。でもレコードが無傷で殘るとは考へ難く、心構へと覺悟は今から必要なのかも知れません。

平成関東大震災--いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった--Book平成関東大震災--いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった--


著者:福井 晴敏

販売元:講談社
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