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2007年12月13日 (木)

著作權

 78回轉のSP盤は殆どが50年以上前の代物で著作權に引ッ掛からず、蓄音機で自由に演奏、録音できます。併し、最近の作品を生演奏して頂くとなると一寸面倒です。先月の「チェロの夕べ」で山本祐ノ介さんにバッハの《無伴奏チェロ組曲第6番》を演奏して頂いた際に、後半には黛敏郎の《BUNRAKU》をやって貰つたのですが、こちらは著作權を拂はねばなりません。音樂家の大事な収入ですから、無視できません。殆どの人は知らずにほったらかしてゐますが、食事の際の背景音樂(BGM)でCDを流すのにも必要で、私共の店ではきちんと日本著作權協會にお支拂ひしてゐます。

 それで演奏會の一週間以上前に申告して、會場の廣さ、入場者の數、演奏時間等を知らせると、事後これだけお支拂ひ下さいと連絡が來ます。獨奏チェロの爲の《BUNRAKU》は義太夫節の人形淨瑠璃「文樂」の太棹を表現したものですから、邦樂の靜けさ、激しさがうまいこと表現された15分位の曲でした。本の著作權は1割と聞いたことがありますが、24名のお客さんに對して、食事を抜いた會費と演奏時間で、結局税込787圓支拂ひました。安いのか、高いのか、判斷に困りますが、ご遺族の収入となるのでせう。

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受信: 2007年12月15日 (土) 20時44分

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