« 滿員御禮 | トップページ | 閉店しました »

2007年12月27日 (木)

蟲食

 芋蟲を火に焙って食べると美味しいと聞いたことがあります。蜂の子、蝗の佃煮は普通に見たこともあり、蝗はポリポリして美味しいと思ひます。未開の地に於ける貴重な蛋白源だとも聞いてましたが、實は嗜好品のひとつだと知りました。野中健一著 『蟲食む人々の暮らし』 NHKブックスを讀むと、あの臭い亀蟲ですらごく普通に食べると云ふのです。南阿弗利加では臭ひを消す爲に生きてるうちにバケツに入れて熱湯を注いで木べらで掻き混ぜると、驚いた亀蟲は臭ひを出し切るまで3回同じ作業を繰り返すと、あの臭ひは無くなり、天火干しにしたものが市場に出回ってゐるのだとか。それが、ラオスでは臭ひ消しの作業をやらず、生で食べる人もゐるさうです。香辛料としても使へると聞くと一寸食べてみたいものです。
 貧しいから食べるのではなく、季節になるとわざわざ採りに行く嗜好品。日本人の松茸にも通じるものがあるのですね。

虫食む人々の暮らし (NHKブックス (1091))Book虫食む人々の暮らし (NHKブックス (1091))


著者:野中 健一

販売元:日本放送出版協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する


|

« 滿員御禮 | トップページ | 閉店しました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 滿員御禮 | トップページ | 閉店しました »