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2008年1月25日 (金)

レッグと云ふ男

 第二次世界大戰終結直後からHMVのクラシック部門で絶大な権力を握つたウォルター・レッグ。カラヤンはいち早く見出して戰犯扱ひの中でもどんどん録音したり、録音の爲に英國フィルハーモニア管絃樂團を作った功績は大きい。ただ、商業主義の先鋒はフルトヴェングラーとは相反し、仲違ひすることも屡々あつたやうです。
 最近、やっと手にした彼の『ディスコグラフィー』を見ると、録音の様が浮かび上がつて來ます。特にSP盤時代は盤面毎のマトリックス番號が全て出てゐて、何日の何回目の録音を採用されたかまで判ります。各面分、2~3回一通り録音しても氣に入らず、翌日に入れ直してゐたり、或ひは後日改めて時間を取つて入れ直し、次の曲の録音が續けて行はれたことなど詳細な記録です。SP盤蒐集家なら一冊手元にあると非常に便利でせう。但し、自分の手に入れた古本は亞米利加の圖書館流れの商品である爲、澤山シールが貼ってあり汚いのが殘念です。

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著者:Alan Sanders

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