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2008年2月26日 (火)

能登の生葡萄酒

Notowine1 日本では珍しく〈サンジョヴェーゼ〉からワインを造つてゐる「能登ワイン」を訪問。葡萄は「能登ワイナリー」が栽培し、それを別會社の「能登ワイン」が醸造、販賣してゐます。此処でも株式會社が大きな畑を持てないと云ふ戰後の法律に縛られて、大きな事業ができないやうです。外は野原で夏はブルーベリー狩りもできるし、とても氣持ちいいのだとか。併し、當日は雪の降りしきる幻想的な風景に心も和みます。

Notowine3 さて、中は近代的な立派な設備で掃除も行き届き結構大きな新しい醸造所です。但し、説明に日本酒のやうな火入れ殺菌はしてゐませんと云ひ乍ら、その設備を見せてくれ、3度に亙る濾過で微生物や不純物を取り除く「生葡萄酒」だと云ひます。「一寸、待った~」と言ひたいところを、ググッと堪へ木樽の貯藏施設へ行くと、アリエールやトロンセのオーク樽が並び、新しく瓶詰めしたワインは熟成されて更に美味しくなると加へて言ひます。それは酒質に寄るんだと心の中で叫び、上へ上がり試飲です。どうぞ無料ですから、運轉手以外の飲める方は是非どうぞとの辯。

 色も香りも期待させますが、3度の濾過の所爲か、味の薄っぺらな、印象に殘らない味はひなのがとても殘念です。よい葡萄が造られてるゐる感じはするので、これなら友人達と無濾過を詰めて貰つて木樽買ひした方が良ささうです。将來性は買ひますが、情熱を感じさせる醸造責任者の熱い説明が聞きたかったです。

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