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2008年4月 9日 (水)

映畫音樂

 今秋に維納國立歌劇場引っ越し公演があるですが、そのオケだけ、即ち維納フィルの演奏會もあります。もう夏にやつて來る巴里國立歌劇場の《トリスタン》を手配してしまつたし、小澤さんの指揮は好きぢゃないし、高いし端から行く氣はなかつたのですが、友人から知らせを受けて吃驚。
 
 2008年9月18日(木) 19:00開演 サントリーホール
 ヴェルディ: 歌劇《ジョヴァンナ・ダルコ(ジャンヌ・ダルク)》序曲
 ヴェルディ: 歌劇《シチリア嶋の夕べの祈り》からバレエ音楽〈四季〉
 ニーノ・ロータ: トロンボーン協奏曲
 (トロンボーン:イアン・バウスフィールド ウィーン・フィル首席奏者)
 ニーノ・ロータ: 映畫『山猫』の音樂から

 リッカルド・ムーティ指揮  維納フィル

 《シチリア》は80年代に、フィラデルフィアを率いて来日した際にも振つてゐたムーティのことだから、得意なのでせう。ですが、後半ニーノ・ロータ? 映畫音樂?
 ヴィスコンティ映畫のサントラ集持つてゐますので、場面を思ひ浮かべる甘い曲が多くて素敵ですから、作品として文句はありません。それをハリウッドボウルだとか、ボストン・ポップスぢゃなくて伊太利人指揮者ムーティが維納フィルで取り上げるってことが凄い。

 ベームの〈ツァラ〉冒頭や、カラヤンの〈美しき碧きドナウ〉が映畫「2001年宇宙の旅」に使はれたことはあつても、傳統ある歐州オケが演奏會で取り上げるのは違和感を通り越して、喝采したい位です。もしかして、維納フィルでも最近は滿席にできないなんてことはないでせうが、新しい顧客獲得の爲でせうか。

今回のアンコールは流れから行くと、映畫「ヴェニスに死す」から マーラーの〈アダージェット〉 であつてもおかしくないですね。どうせ日本でやるなら、クロサワ特輯とか、伊福部の〈ゴヂラ〉のテーマとか、維納フィルでどんな風に鳴るのか聽いてみたいもの。誰か関係者進言する人居ませんかね。

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