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2008年5月19日 (月)

人間國寶

 大向高洲堂さんの「輪嶋漆藝秀作展」には箱瀬さんを始め、作家さんもお見えでした。榎さんの水紋や椿柄も健在、箱瀬さんのお弟子さんの比古太さんは女性らしい、きめ細かさがよく、意匠もぐっとよくなりました。
 重要無形文化財技術保持者、所謂「人間國寶」の小森邦衛さんも居らしてました。初めてお目に掛かるのに、一緒に來た人がつひ、「もう亡くなった方ですか」と本人を目の前に漏らしてしまひ、恥ずかしいやら、可笑しいやらで、一氣に和んだ雰圍氣になりました。それまでは、周りの人に傅かれ、神様扱ひされて、ご本人も窮屈であつたのでせう。細かい技術的な質問にも丁寧に答へて下さり、どうして、この値段になるのかと納得しました。
 沈金の技で掘ったものに金を入れずにそのまま作品にしたもの、底を竹で編んだお盆、茶托の年輪の秘密… 何げに話す内容が奥深く、説得力がありました。本物のだけがもつ輝き。凄い世界です。

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