« シュニッツェル | トップページ | テラスでの晝食 »

2008年8月25日 (月)

雨避け

Mhatake この週末ぐず附いた天氣の中、山梨へ。最初に出掛けたのは、メルシャン勝沼ワイナリー。佛蘭西から戻つた醸造家の案内で、「城の平」實驗農場へ。大善寺の反對側、中央高速を渡り、随分と高い丘の上に畑は在ります。此処へは1990(平成2 )年にワイン學校の修學旅行で來てから、度々訪れてゐる畑ですが、少しづつ變はつてゐるのが分かります。最先端の技術を取り入れ乍らも、より良い葡萄を収穫して素晴らしいワインを造らうと云ふ作り手の熱い熱意が感じられます。

 収穫まで日照量があり、葡萄の葉と實に日が當たると糖分も上がり、凝縮した葡萄果粒が穫れます。葉の數を調整し、萬全の態勢で収穫を迎へても、採り入れの時期に雨が多いと水っぽいワインとなつてしまひます。生食用なら、瑞々しいかも知れませんが、ワイン用には向きません。小粒で實の締まつたものが良いのですね。

Cs1 そこで、マンズワインが開發した雨避け(レインカット)は垣根の上にビニールを廣げ、傘を張るものでしたが、メルシャンでは地面にビニールを張ることにより、緩やかな斜面から雨水の吸収を防ぎ、流してしまはうと云ふもの。まだ、實驗段階ですから、一部の箇所しか使はれてをらず、その結果すら出てゐませんが、上品なワインになることが期待できさうです。山の野生動物たちから實を守る爲に幾重にも柵を設け、貴重なカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローが色附いてゐました。
 黒葡萄は房が段々と色附くのではなく、粒毎に色附くので、この時期のカベルネは斑(マダラ)模様です。10月初旬には収穫されることでせう。

|

« シュニッツェル | トップページ | テラスでの晝食 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« シュニッツェル | トップページ | テラスでの晝食 »