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2008年10月14日 (火)

飛行船模型

Hori1 日本一、否、世界一の飛行船模型として親しくさせて戴いてゐた堀内 穣さんがお亡くなり、本日告別式がありました。以前、ベルランでツェ伯號の料理再現の際には必ず、模型をお持ち下さり雰圍氣を盛り上げてくれました。鹿鳴館やツェッペリンNTの模型を戴いたり、『ブイヤント航空』懇談會にもお誘ひ下さり、まだまだ、色々作りたいと伺つてゐただけにとても殘念です。暫く前から入退院を繰り返し、具合が惡いと聞いてゐましたが、そんなあっけなく逝つてしまはれるとは悲しいです。

 最期のお別れで見た堀内さんは病後とは思へぬ安らかな顔で少し安心しました。きっと、天上ではツェッペリン伯爵に直接構造を伺つて、新たに模型作りをされてゐることでせう。葬儀場の一角には、堀内さんの作品が並べられ、模型一筋の彼の人生が垣間見えました。只の紙からよくぞ、あそこまで作つてくれたものです。丁寧な仕事に人柄が現れ、以前お住まひの「ほのぼの荘」の名の通り、温かい作品ばかりでした。

 ツェ伯號船體の文字はもしかして赤でGraf Zeppelinと書いてあつたのではないか、と疑問を持たれてゐましたが、解決したのでせうか。少し大きめのゴンドラを作つたので見て欲しいとお持ちになつたり、思ひ出は尽きません。フルトヴェングラーの78回轉盤を蓄音機で聽く會にもいらして下さいましたねえ。

Hori2 貴君が蒐集された藏書や製作された模型が生かされることと共にご冥福を祈ります。合掌。

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