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2008年12月 1日 (月)

FCXクラリティ

Fcx1Fcx3Fcx2 最先端技術、燃料電池を使つた世界初の市販車、ホンダのFCXクラリティの試乘會へ赴く。と云つても、實は子供向けの「燃料電池自動車教室」なのでありました。自分は父兄參觀です。

 開發責任者の藤本さん自らが説明してくれます。地球温暖化の結果どうなるかを、紙芝居ならぬ繪畫面で見せた後、燃料電池の仕組みを實際に子供たちは實驗します。水に炭素棒を入れたものに電流を流すと酸素と水素に分かれます。知識として頭で知つてゐても、現實に目の前で泡を見ると納得できますね。酸素泡粒は大きく、水素は細かい泡でした。

 そして、それに触媒として白金を加へてあるこの炭素棒を今度は電動機(モーター)に繋ぐと、發生した電氣により回轉羽根(プロペラ)が回ります。それ故、燃料電池自動車には内燃機関(エンヂン)は必要なく、燃料電池で水素から發生した電氣を溜める電池と、タイヤを動かす電動機も必要なことも理解できました。子供には、理解度を確認する爲でせうか試驗もあり、皆真劍です。

 籤引き後、12家族順繰りに試乘です。我が家は10番目、記念搭乘番號は27番になりました。今回は初の一般試乘と云ふことで多くのマスコミ関係者も訪れ、幾度も映像を撮られ、談話を聞かれました。點火装置(イグニッション)はなく電氣回路開閉装置(スヰッチ)釦ひとつ!靜かな音で、ガソリン車よりも加速も滑らかで馬力もあり、できた電氣で空調もナヴィも賄へる優れもの。出て來るのはほんたうに水が滴り落ちるだけで、空氣を汚しません。偉い! 一度の水素給氣で600粁も走り、最高速度は時速160粁も出るのですから、普通自動車との違ひはこの「空氣を汚さないこと」に尽きるでせう。

 まだ、研究試作段階で一臺一億圓位もする爲、まだリース販賣のみださうですが、一千萬圓を下り、我々が手を出せるやうになるには、水素燃料補給所の設置等、まだまだ實現には時間が掛かりさうです。10年後を目途に一般に市販できるやうにするのだとか。明日への技術ももうそこまで來てゐます。「夢」を掲げ、常々「やってみなはれ!」が口癖であつたと云ふ本田宗一郎の精神が今も脈々と引き繼がれてゐるのですねえ。

 
Fcx4

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