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2008年12月15日 (月)

板興し

 1948年3月、戰後初めて倫敦を訪れたフルトヴェングラーはキングズウェイ・ホールに於いて、倫敦・フィルを指揮し、デッカ社に録音を殘してゐます。ところが巨匠はカルーショーの設置した目障りなマイクロフォンを氣に入らず、全部撤去させた爲、デッカらしい音像が録れず演奏自體も餘り評價されてゐませんでした。

 たまたま、學生の折りに演奏したことがある爲、好きな曲のひとつでこのSP盤AK1875/79を3組持つてゐることから貸し出したものが、平林さんの手で新しくCDになりました。協會の板興しには78回轉盤をだいぶ貸して、立派なCDになつてゐますが、如何せん市販されてゐませんので、GRNAD SLAMさんの復刻を樂しみにしてゐました。

 さて、このブラ2は蓄音機で聽く分には、巨匠らしい盛り上がりがあり決して侮れない演奏です。以前、デッカの鐵針でHMV194を通した演奏をステレオで録音したことがありますが、CDではこれとはまた違ふ音像が樂しめます。勿論、針の摩擦音はあるにしても、60年前の豐かな響きが和ませてくれますね♪

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