« FCXクラリティ | トップページ | 未だ歸國せず »

2008年12月 2日 (火)

名作の復活

 チラ附きがなく見易いプラズマ式表示装置(ディスプレイ)・テレビにしてからと云ふもの、高品位(ハイヴィジョン)とさうでないものの畫質の差に日々、驚愕してをりますが、ヴィスコンティの《山猫》に續いてと云ふか、またまた、名作の復活です。

 大好きなデビッド・リーン監督作品《アラビアのロレンス》!。1988年、丁度英國に居た頃、監督自ら修復作業をして216分の「完全版」が出て、映畫館の大畫面で觀る壓倒的な規模(スケール)と美しい色調に改めて魅入らされたものでした。再生機も持つてゐないのに最初にDVDを買つたのも、この作品。
 砂漠と云ふ異境の壮大(スペクタル)な自然、現地の人に飛び込み純白の衣裳を翻すロレンス、決して諦めず部下を助けに行く姿、土耳古軍に拉致されて辱めを受けたり、部族抗爭等丹念に描寫してゐます。戰場でも、釣りの練習をする將軍、士官と一兵卒の差、政治家の思惑… 色々なものが詰まつてゐて、幾度觀ても感動を呼び戻しますね。
 12月20日からテアトル・タイムズスクエア(新宿南口)で封切りです。聞けば、黒澤明監督作品《羅生門》も復活させたのだとか、名作の復活に萬歳三唱。

|

« FCXクラリティ | トップページ | 未だ歸國せず »

コメント

私が「アラビアのロレンス」を初めて見たのは、有楽座のさよなら上映の時でした。
その後、DVDで見た完全版には、通常版よりさらに感動しました。
私はまだ完全版をスクリーンで見ていないので、今から楽しみでなりません。

「羅生門」の修復版の上映は、新宿で2週間くらいのようなので、見逃さないようにしたいです。
ヴェネツィア映画祭で金獅子賞を受賞した際は、俳優達の美貌も評判だったそうですが、日本人として誇らしいことです。

投稿: なつ | 2008年12月 2日 (火) 16時49分

たったの二週間だけですか…。>なつさん
トリノの映畫博物館には《雨月物語》と《羅生門》の伊太利版ポスターが飾つてあり、それを見た時日本人として、何とも誇らしい氣持ちになりました。

投稿: gramophon | 2008年12月 3日 (水) 11時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/41030/25661258

この記事へのトラックバック一覧です: 名作の復活:

« FCXクラリティ | トップページ | 未だ歸國せず »