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2009年2月27日 (金)

國の光を觀るは、もって王たる賓によろし

 昨日のレス協総會で觀光庁の総務課長 花角英世さんが「觀光」の語源に就いても言及してゐました。これは四書五經のひとつ『易經』の中の「觀國之光、利用賓于王」から來てゐるのだとか。「國の光を觀るは、もつて王たる賓(ひん)によろし」とは、他國の光を觀る、即ち風景とかだけではなくて、他國に於いて文物、政治、暮らし向き、風俗をよく觀ることは、即ちその政教の善否を知ることである。その國がよく治まってゐれば、その德は必ず風俗に現れる故、これを觀れば、國の治安や動亂の兆候も察することができると云ふ意味です。現在は、漠然と見るのではなくて、よく觀る、またよく觀せる意味に使つてゐるのだとか。

 弊社も「YOKOSO! JAPAN」のポスターを掲げ、我が國獨自のすき燒を體驗して頂くことが國益に通じるものと信じてゐます。話がややでかくなりましたが、國際觀光の推進は少子高齢化、人口減少時代にあつて、外國からのお客樣が増えれば經濟効果も大きく、草の根の國際交流が外交の基礎であり、國際社会の平和に繋がり、惹いては國民の生活の質を向上させることになると觀光立國の意義を謳つてゐます。

 1954(昭和29)年に松下幸之助は『文藝春秋』五月號に「觀光立國の辯」と題して石炭掘るよりホテルをひとつ造った方がよい、これからは美しい自然を賣りものにした方がよいと述べたさうです。さすが先見の明があります。

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コメント

sunそういう志を持ってすき焼きを提供されているとは知りませんでした。
外国人は大抵の方がすき焼きが好物とのことでもあり、大いに日本の観光等に寄与していただければ嬉しいです。

投稿: 隈部 | 2009年2月28日 (土) 12時48分

隅部さん、コメントありがとうございます。
志だけは高くもって、仕事に打ち込んでをります。

投稿: gramophon | 2009年3月 2日 (月) 10時55分

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