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2009年4月16日 (木)

巡る

 課題提出の爲、美術館巡りをしました。歩いて行けるところは片ッ端から攻めてやろうと氣持ちだけは前向きです。

 ○柿右衛門展 (戸栗博物館
  古伊万里、有田燒縁の舊鍋嶋藩邸跡に建てられた古陶磁専門美術館。一昨年の有田訪問、昨年のツヴィンガー宮殿内(ドレスデン)でザクセン王の蒐集を觀た爲、親しみがある。數は少ないが、説明文も丁寧で見易い。

 ○中島修展 (ギャラリーTOM
  特に視覺障害者が喜ぶ、作品に触れることでも有名な異色美術館。こちらのヒゲを見たからか「彫刻関係のお仕事ですか」と尋ねられた。現在は企劃展示ばかりらしい。リンツ(墺地利)在住の彫刻家、中島の作品は瑞典(スウェーデン)の黒い御影石の光澤、滑らかさ、光と陰、裏を見ると全く趣の違ふ不思議を味はへる。


 ○廖修平・江明賢二人展 (松濤美術館
  區立ですが、石垣のやうな重厚な入り口、圓形の建物中央は噴水と池になつてをり、ぐるりと回るやうに展示室が在り、二階では作品を見乍らカフェも頂ける。臺灣の作家の版畫及び南畫。総督府等日本人設計の建物が多く描かれ、説明文も秀逸。ゆっくり見られました。

 ○忘れえぬロシア 国立トレチャコフ美術館展(Bunkamura ザ・ミュージアム
  文化村地下の企劃展のみの美術館。「忘れ得ぬ女」はもっとタカビーな嫌味な女性の印象であつたが、實際に觀てみると、ふくよかで、馬車の上から見下ろすだけであつて、氣品もあり、帽子の羽根飾り、黒貂の艶やかな毛並み、天鵞絨(ビロード)生地のふんわり感等描寫が細、かく貴族の令嬢らしさがふんだんに盛り込まれてゐました。

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