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2009年4月24日 (金)

寶物殿

 明治神宮敷地内の寶物展示室では、丁度特別展 ―櫛・簪・宝飾品― 「日本の飾り」をやつてゐました。繊細な櫛や、今はもう使はない簪の細かい細工に歎息を漏らし、一點一點じっくり見られましたが、展示ケースが低く、屈まないと見えないのが難點。

200904181015000 更に本殿横道から奧へ進むと突然原っぱが開け、その奧に新宿高層ビルを背に「寶物殿」が在りました。此処まで來たことが全くありませんでしたが、森の奧にこんな所があつたのかと感慨深いものがあります。

 こちらにはエドアルド・キヨッソーネの描いたご尊影の寫しや馬車等明治天皇、昭憲皇太后縁の机や壺などもあります。随分と鉄筋の立派な帝冠樣式ですが、板張り、格天井、木製の飾り臺も氣持ちよく嚴かな雰圍氣があります。畏くも歴代天皇の肖像畫が飾られてゐますが、神武天皇に會つた人が描いた譯ぢゃありませんから、第124代の昭和天皇まで只單に顔の羅列が不氣味ではありました。所々の注意書きにより時代背景は分かりましたが…

 烏だけでなく人のオアシスとも云ふべきこの杜も人工だと思ふと先人たちの先見の明に驚かされます。

本日から、茂木でMotoGP・日本Grand Prixです。

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