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2009年6月12日 (金)

衣装

 金澤は文化の奥行きが深い。市民が氣樂に參加し、樂しんでる雰圍氣がある。市内に住む友達(主婦)は友禪の手傳ひをしてゐると以前言つてゐたし、何か構へずに樂しんでゐる風である。
 21世紀美術館直ぐ横に在る「金澤能樂美術館」では、丸紅所藏の名品展を行つてゐた。総合商社丸紅の初代伊藤忠兵衛は繊維問屋から興した人であるが、昭和の初めに衣装意匠の研究の爲に能樂衣装を購入したのを切掛に蒐集活動が始められ、膨大な數に上る品々を所藏すると云ふ。光による退色や解(ほつ)れ、痛みもあるが暗がりの中で鮮やかに映し出される錦糸の數々。歌舞伎のやうな派手さはないものの、篝(かがり)火の中で映えるのでせう。
 加賀百萬石の前田の殿樣が守つた加賀寶生流の流れは今に受け繼がれ3階の研修室では子供たちが元氣に練習してゐました。

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