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2009年6月17日 (水)

古(いにしへ)の響

Tikuonkikan 愈、本命の「金澤蓄音機館」へ。事前にメールで幾度も問ひ合はせた方は年配の男性だと勝手に思ひ込んでゐたら、可愛いお嬢さんであつた。館長、プロデューサーとも話ができ、じっくり隈無く觀て回る。思つてゐたより廣く、これなら獨自に特別展を開くだけの場所はあると確認の上、収藏品を確かめ、14時からのミニ・コンサートを聽き、16時からの館長自ら行ふ蓄音機聽き比べも樂しく拝聽した。雨に因んだ曲10曲を「クレデンザ」を使ひ、10名前後のお客さん相手に解説を交へて流してくれた。色々、苦勞の末に現在の形のなつたのであらうが、自分は決して使はない製作會社の鐵針であつたので、やや音の伸びが足りないのが殘念。熱心なファンに囲まれ、和気藹々とした雰圍氣はベルランの頃を思ひ出す。

Kanchou 聽き比べはエディソン、ラッパ、ポータブル、クレデンザ、HMV163、EMジーン、それに館で開發したCDの音を蓄音機の喇叭から鳴らす機械等、一曲までと行かずとも片鱗ずつとは云へ立派なもの。一聽の値はある。但し、回ってゐるところを見せる爲に蓋をしないのでやや雑音が多い。遠くで立って耳を澄ませた方が釣り合ひの取れた絶妙な音響である。お寶ザクザク♪、すべて可動するのが他と違ふところ。素晴らし。全部で540臺もあり、金澤市内で長年レコード店を營んでゐた八日市屋浩志さんの蒐集品が基となつて、現在は寄贈品も受け附けてゐると云ふ。それ故、レコード業界との結び附きもあり、色々なお話も聞けたのは大収穫。是非、立ち寄るべき所!

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