« さやうなら公演 | トップページ | 評價 »

2009年6月 1日 (月)

カリンニコフ

 後輩たちの演奏會で墨田トリフォニーホールへ赴く。新型インフルエンザ騷動で開催自體危ぶまれたものの、無事に行はれました。

 ドボルジャーク: 序曲《謝肉祭》
 ハチャトゥリアン: 組曲《假面舞踏會》
 カリンニコフ: 交響曲第1番ト短調

 新通 英洋指揮 青山學院管絃樂團

 何と玄人好みの澁いスラブ&露西亞ものでプログラムを纏めたのでせう。のっけから元氣よく、久し振りに定演に登場したと云ふ指揮者も乘りよく、前プロから手を抜かず、全力で演奏してゐるので清々しい。浅田真央選手のフィギュアスケートの演技で記憶にも新しいハチャトゥリアンの《假面舞踏會》のワルツはゆったりとしたテムポで、今ではすっかり女性の多いオケらしい優雅なもの。自分の持つCDとは曲順が違ふが熱も入り、ワクワクとした昂揚感に包まれる。

そして、貧困と闘ひ35歳で生涯を閉じたカリンニコフを知る人は少ないものの、昔から愛聽してゐた第1番。若い作曲家と世間知らずの野暮ッたさが出てゐるものの、第一樂章の主題がまた第四樂章に出るがチャイコフスキイのやうな執拗な粘ッこさはなく、大きく描いてゐました。近年希に見る上手な演奏に吃驚。一階18列は音に包まれ、心地よかったです。但し、二階席の先輩諸氏は金管が聞こえなかったとのこと。ホール全體を鳴らす迄には至ってゐないのですねえ。座席による違ひを如實に感じました。その後、OB會へ。

|

« さやうなら公演 | トップページ | 評價 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/41030/29786165

この記事へのトラックバック一覧です: カリンニコフ:

« さやうなら公演 | トップページ | 評價 »