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2009年7月10日 (金)

蒲鉾

Romance レストラン協會、關東支部の集ひで小田原へ。久し振りに乘車するロマンスカーは最前列が座席ではなく、普通の運轉席でがっかり。旅情を掻き立てられません。
 風祭に在る鈴廣さんを訪問。蒲鉾博物館では、材料、由來、實演が見られ、然も蒲鉾作り體驗ができます。練り物を板に載せるだけと安易に考へて貰つては困ります。熟練した技が必要な譯で、空氣を抜き箆(ヘラ)で塗るのですが、巧い具合には行きません。そして、細い竹筒に擂り身を附ける竹輪はその場で燒き、冷ませば直ぐに味はへます。こちらはそのままだとやや鹽味がきつく感じますが、温かいものを頂けるので感激も一鹽です。

 元は北条家に仕へた忍者集團「風馬一族」末裔の里であったこの村へ來た時は随分虐められたとか、蒲鉾一筋とは云へ、時代に合はせてドライブ・インを改装して市場のやうにしたり、移築した民家で「板わさ」を食べて貰ひたいからと蕎麦屋を始めたり、蒲鉾の廃材となる骨皮アラを肥料にして、近隣農家に配り、できた野菜や果物を買ひ取り、ビュフェ・レストランやジャムにして販賣したり、その工夫は多岐に亘り目を見張るものがありました。
KamaTikuwa


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