« ミヨジ | トップページ | 蒲鉾 »

2009年7月 9日 (木)

不折

Fusetu 弊社倉庫に眠つてゐた書の掛軸には乃木希典、曇華(第236世建長寺管長)、印刷ではありますが南洲(西郷 隆盛)など見附かりました。その中に、中村不折(フセツ)1866-1944 と云ふ人のもあり、どんな人なのか氣になつてゐたら、、『吾輩は猫である』の挿繪や題字を書いた人で、佛蘭西留學の經驗もあり乍ら、正岡子規と共に記者として日清戰爭に從軍するも、戰闘もほぼ終結し、することがないので中國、朝鮮半嶋を廻り、「書」に興味を持ったらしいのです。

 鶯谷に在る臺東區立「書道博物館」が中村不折蒐集品を展示してると知り、見に行きました。しっかりとした素描や油繪もありましたが、この人は石碑や佛像の拓本から書を學んだのですね。殷の時代の「甲骨文」から、青銅器、鼎に瓦、墓碑等貴重な品々もありました。習字はからきし駄目で、自分の字を毛筆で書くのも憚られますが、かうして並べて見ると、確かにハネであつたり、隷書、篆刻、中國4千年の樣々な漢字があるものだと理解できます。私も見習はないといけませんね。

|

« ミヨジ | トップページ | 蒲鉾 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/41030/30359216

この記事へのトラックバック一覧です: 不折:

« ミヨジ | トップページ | 蒲鉾 »