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2009年9月 7日 (月)

現代アートって

 會社の倉庫には戰前の物がゴロゴロしてゐる所爲もあり、骨董好きもあつて古いものに愛着があります。それ故、つまらないものでも捨てられない困った性分でもあります。

 さて、現代アートなど全く關係のない、別世界のものだとずっと避けてをりました。第一、見たつてわかりっこないと。ところが4月からずっと學藝員の資格を取る爲に、幾度も展覧會に足を運ぶ、レポートを書く上で必要な情報を得ようと視點を變へて見てゐたら、随分と、現代アートに對する心の垣根が下がつた氣がします。同級生の美術評論家や、高橋コレクションを見たり、わかるよりも慣れたし、作家の傳へやうとしてゐることを必死に探り、どうしてこの順番で並んでゐるかも考へるやうになりました。

 最近讀んだ本の中からご紹介。

 ○中川右介『教養のツボが線でつながるクラシック音楽と西洋美術』青春文庫、2008年
 感性の問題ではなく、分からないのは知識がなくて感動できない。勝ち抜き淘汰された作品を楽しむには、或る程度時代背景や革新性を知る必要があると云ふ。クラシック音樂と同時代的な美術の關連が面白い。

教養のツボが線でつながるクラシック音楽と西洋美術 (青春文庫)Book教養のツボが線でつながるクラシック音楽と西洋美術 (青春文庫)


著者:中川 右介

販売元:青春出版社
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 ○藤田令伊『現代アート、超入門!』集英社新書、2009年
 「わかること」と「感じること」は違ふと云ふ、普通の人の眼からの見方を傳授。

現代アート、超入門! (集英社新書 484F)Book現代アート、超入門! (集英社新書 484F)


著者:藤田 令伊

販売元:集英社
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 ○山本冬彦『週末はギャラリーめぐり』ちくま新書、2009年
 最近は「アートソムリエ」として講演も頼まれると云ふ筆者が、買ふ爲に訪れる畫廊に就いて、「若菜摘み型」の蒐集に就いて教へてくれます。サラリーマンでも繪畫蒐集ができると自分の遍歴も紹介。但し、酒、煙草、賭け事等一切しない筆者だから、人を支援できるまでの蒐集家になつたのでせう。自分のやうに趣味の多い者には無理だなあ。「買ふアート」の視線が新鮮!

週末はギャラリーめぐり (ちくま新書)Book週末はギャラリーめぐり (ちくま新書)


著者:山本 冬彦

販売元:筑摩書房
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