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2009年9月14日 (月)

勸進帳

Kza さやうなら歌舞伎座公演、9月は幸四郎の辯慶、吉右衛門の富樫、染五郎の義經と役者の揃つた「勸進帳」が掛かつてゐます。貫禄のある役者同士がぶつかるだけでなく、兄弟ならではの息の合つたところが素晴らしい。

 ご存知の通り幾つかの山場があります。

 1. 疑はれたので、せめて山伏らしく最後の祈りをしてから素直に殺されようと、祈り始め
 2. 白紙の巻物をさも勸進帳のやうにして高らかに讀み上げる辯慶「讀み上げ」
 3. 富樫は本物の山伏かどうか見極める爲に、樣々な質問を投げ附けます「山伏問答」
 4. 強力の男が義經に似てゐると云はれ絶對絶命の中、主君を金剛杖で打ち附けて疑ひを晴らす
 5. 主君を杖で打ったことに心を痛める辯慶を義經は許す
 6. 辯慶は宴の席で返礼として「延年(えんねん)の舞」を一差し舞ひ、富樫の温情に感謝
 7. 幕外でひとり、「飛び六方」で花道を行く

 以前見た時は海老蔵の「富樫」でしたが、緊迫感があり素敵でしたが、かうした若さとは違ふ貫禄がよかったです。他には福助の演じる八百屋お七の獨斷場となり、踊りを披露。これがまた上手でした。


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