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2009年10月19日 (月)

日本美術院

 このところ、毎日休憩時間に展覧會巡りです。白金自然教育園の隣、松岡美術館の「大觀・觀山と日本美術員の畫家たち展」へ。
 後輩から招待券を頂き乍ら、全く來られなかつたものでやっと實現。寫眞入の作家解説やQRコードによる説明文があつたり、軸や屏風の説明書もあつて親切な反面、作品解説が殆どないのが殘念。ゆったりとした間隔で飾られてゐるし、人が全然ゐないので落ち着いてじっくり見られた。

 大觀は幾度となく、彼方此方で見て來てゐるが飽きない。雄辯に語つてくれる。それに對して、觀山の瑠璃色いsた富士山はプリンのやうであり、それでゐて力が抜けてゐて雄大さがあるから面白い。明治神宮で觀た菱田春草の「落葉」六曲一雙屏風が有り、吃驚して近附いてみたら「工藝畫」、所謂複製でした。それでも遜色なくご自宅に松岡さんが飾られてゐたのなら、何ら問題なかつたことでせう。
 中國の「宮廷工藝の粋展」も併設展示室で同時開催され、収藏品の翡翠の香炉、白磁に碧の美しい景徳鎮、黄皿、漆を塗ってから掘って彫刻を施した漆器等もあり、「明清の繪畫展」では巻子の繪や仕立ての違ふ中國の掛軸や色紙のやうなものに描かれたものなど多數展示。
 その上一階は常設展示故、ガンダーラの古代佛教美術、ヒンドゥー教の神々、現代彫刻まであり飽きさせない。ガンダーラの菩薩は鼻筋が通ったイケメンで、然も私のやうな八の字の立派なヒゲにロンゲと云ふ出で立ち。日本の菩薩樣とは大違ひであった。
 歩き疲れるものの、見終わるとイライラもなくなり心安良かになるから不思議。

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