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2010年1月15日 (金)

浮世繪の全貌

 たばこと塩の博物館で中央大学創立125周年記念特別展 平木コレクションのすべて「浮世繪百華」へ。
中大の所藏品と年末に觀た平木浮世繪美術館の収藏品が多く出てゐた。この會期後半では「浮世繪とは何であったか」と云ふ、ややしゃちこばった難しい展示。
 
 鈴木春信が「錦繪」を完成させ、西洋畫の透視遠近畫法を取り入れた浮繪ができ、情報媒體として浮世繪が使はれ、「繪解」としてそのまま繪を見るのでなく、裏に隠された意味を讀み取るなど、どんどん工夫が重ねられて行く樣子が順繰りに解る。重文作品が触れるやうな近い距離でじっくり見られたり、素晴らしい。

 だが、混んだ會場内を、全く興味のない小学5年生の娘に見せるのはたいへんだ。最初に鳥居清忠「浮繪劇場圖」がWiiの端末で各部所の説明が見られるのは樂しさうであったのも束の間、その後3枚も見れば、飽きた、暑い、疲れた、眠い、つまらないの連發。座ると途端に携帶ゲームを始めるので、決して座らせず、こんなことが描いてある、ここには平假名で何と書いてあるかと問ひかけたり、繪の樂しさを傳へる工夫は數々重ねる。但し、どこまで記憶に殘つたのだろうか。

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