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2010年4月 2日 (金)

やっさん

Yassan
 實は修了式の前泊にしたのだが、それは獨逸時代の元同僚と食事する爲だった。お子さんの卒業祝ひと認知症のお母さんの看護疲れを癒してやらうなんて、おこがましいが愚痴くらいは聞いてあげられると思ったから。

 できれば祇園に在る有名店に行かうと、開店時間の30分前に行くとまだ並んでゐなかつた。そこで八坂神社までお參りして戻ると既に2組4名の男性が待つてゐて、その後ろに並ぶ。寒いでせうからと、開店5分前にカウンターに奧から順繰りに詰めて座らしてくれた。

 さう、それが知る人ぞ知る肉割烹の「安參」。怖い小母さんが居るとか、ルールを知らないと怒られるとか、色々噂は聞いていたが初めてだと知ると、きちんと食べ方や注文の仕方も教へてくれたし、お店のやり方に從つてゐれば、全く問題ないどころか快適に頂けた。たぶん、勝手に冩眞撮るとか、自分の我が儘を言つた輩が叱られたのだらう。

 最初にお通しとして白菜の漬け物が出て、まづレバー、生の刺身!これはその日の來客全員分はないので早い人でも2人で一皿。燒肉屋なんかでは、怖くて食べたことがなかつた。恐る恐る口にすると、此処のはほんたうに一枚薄皮を剥いだ表面のよいところだけなので、文句なしに美味い。舌の上でとろけると云ふのはかう云ふことを指すのだらう。噛んでると甘味が出て來る。たっぷりの青葱と辛子に、やや甘い醤油タレだけなのに、全くの新しい世界を知った。來てよかったの一言。

 そして、ツンゲ(牛舌)、赤身、湯通ししたマーゲン(胃)だとか刺身が一通り出て來て、それからやおら燒物や煮物が注文できる。何故か獨逸語なのが嬉しい。サラダを食べ、牛舌の鹽燒きを食べたら、もうお腹一杯になつてしまひ、名物の煮込みもの迄手を出せなかつた。ワインも豐富だが、2人では飲み切れないので次回に樂しもう。此処はお勸めする。


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コメント

京都堪能されているようでなによりですsun
大阪にお越しのときはお気軽に連絡してください。
そのときはお勧めのビストロなど紹介します。

投稿: MO | 2010年4月 2日 (金) 12時31分

もう資格も取れたし、関西へ行く理由がないのが殘念です。>MOさん

投稿: gramophon | 2010年4月 2日 (金) 13時06分

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