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2010年5月19日 (水)

宮城野

Miyagino 《碁太平記白石噺》の主人公は吉原一の花魁、宮城野であつたが、それを聽いた翌日には何と映畫「宮城野」を觀た。然も、主演女優、毬谷友子さんと映畫の中に出て來る重要な浮世繪を描いた六代目國政さんとのトークショウに、浮世繪の新藤先生の話も加はり、なかなか賑やかであつた。實者の毬谷さんはとても魅惑的な方であつた。

 映畫は女郎、宮城野が冩樂の下手人として捉へられ、偽繪師との戀の經緯を語るところから始まる。背景には浮世繪の風景畫、芝居の描き割りのやうなセット、ミニチュア、紙製模型を黒子が動かしたり、随所に工夫が凝らされてゐて面白かつた。

 TMシアター新宿と云ふ30名も入れば一杯になつてしまふ小さな會場で、元は二人芝居であつたものを映畫に膨らませた話やモデルが居て描くのは樂しかつたとか、日本の心を大事にしてアクリル繪の具も使ひ、現在の浮世繪「ネオ浮世繪」を目指すと云ふ國政さんの力強い話もあり、お土産に香り附のカードを頂いた。今回限りの限定品だと云ふ。本來、名刺入れに入れて香りを移して使ふもの。但し、薔薇の香りなので男が使ふには難しい。記念に自筆署名を貰ふ。


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