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2010年5月24日 (月)

ミューザ川崎

Musa ミューザ川崎で母校現役學生の定期演奏會を聽く。家田厚志さんは音響心理學を學んだと云ふ異色指揮者。決して見易いと云へない棒振りだが、ユーモアたっぷりなので學生の信任が厚いのだらう。
 歌劇《フィデリオ》序曲、バレヱ音樂《コッペリア》からの抜粋、ドヴォルジャークの交響曲第8番と割と親しみ易い曲が並んだ。さすがに前プログラムは練習不足も否めず、やや力量不足が露呈したものの、メインプログラムの「ドボハチ」は元々盛り上がる曲だけに、女性トラムペッターの朗々とした響きもよく、全體によくまとまつてゐた。
 アンコールではヨハン・シュトラウス二世のポルカ《雷鳴と稲妻》を取り上げ、コントラバスが樂器をクルりと回したり、第一提琴が觀客の正面を向いて演奏したり、團員が隠し持ってゐたビニール傘を廣げたり、最後には「土蜘蛛」のやうにクラッカーの中身を播いて、大いに盛り上げてゐた。まるで、「のだめカンタービレ」を見てゐるやうだつた。かう云ふお樂しみはあつてもよいものだ。
 但し、響きのよいホールなので、和音の残響が濁るのは音程が微妙に合つてゐなかつた証拠であり、勿體なかつた。再來年の春には100回を迎へるのでOBとして、可能な限り助力して行きたい。


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