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2010年6月25日 (金)

パイプオルガン

 この蒸し暑さで窓を開けて寝てゐるが、未明の大歡聲に目を覺まされた。何事かと思ひきや、裏のアパートに人が集まり蹴球を見てゐたらしい。日本代表が丁抹(デンマーク)を破つた歴史的勝利を朝のニュースで知る。目出度ひ。

Orgel さて、豐洲のららぽーとへ行く。亞米利加の商店集合體のやうな施設に通常用もなければ立ち寄らないが、お晝時と重なりもう空腹にも耐えられず、買物もしたいと云ふ家族の意向には逆らへない。買物すること自體は大好きなのだが、自分の場合、丁度合ふサイズがないので、ブラブラと見るだけで殆ど何も買はない。全く日本の經濟の爲になつてゐない。

 併し、這入ると何処からともなくよい音が天上を傳ひ響いて來る。マイクロフォンを使はない生演奏なのはわかる。何処だらうとふと見上げるとパイプオルガンであつた。アンティークなものであらう。この明るく開放的な空間には似つかはしくないが、天上の高いところはまるで教會のやうでもあり、響きがよい。現代曲は知らないが、其の後、バッハの《小フーガ ト短調》であつた。癖のある演奏だが、面白い。こんなところでバッハが聽けるなんて、何と幸せなことだらう。


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