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2010年6月18日 (金)

筋廻袋表具

Ji 表装教室に通ひ出して早一年半。やつと五作目が丸々四箇月も掛かつて完成した。今回は筋入りが天地(テンチ)横の他、天の筋風帶の筋幅を五厘(リン)とし、二本で一分(ブ)。仕上がり幅を三で割り、この筋幅二本分の一分を引いた幅を中心幅にする。普段、計算機ばかり使つてゐるので紙の上で計算するのがたいへん。割り切れないので、物差しの目盛りの間を目分量で切る。かうなつては、眼鏡は必需品なのだ。
 その上、裏打ちした裂(キレ)を真ッ直ぐに切るのは勿論、一分の幅に糊を附けて專用の覆輪定規(フクリンヂヤウギ)を當てて筋幅五厘になるやうにして繼ぐ。貼り附けたら紙を當てて、輕く金槌で叩いてしっかり接着させる。慎重に慎重にやつてゐる筈が、完成してみるとあちこちおかしい。まだまだ、修業が足りない。


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